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持続可能な観光と国際基準を学ぶGSTCトレーニングを開催しました

2021.12.15 活動報告

 佐渡島は令和3年度の観光庁「日本版持続可能な観光ガイドライン」モデル事業のモデル地区として選定されました。その事業の一環として、12/8~10の3日間、持続可能な観光と国際基準を学ぶGSTCトレーニングを開催しました。

 参加者は島内の観光事業者、市役所、DMO職員など18名。GSTC公認トレーナーの荒井一洋先生をお招きし、「持続可能な観光」の考え方や国際的に活用されている「持続可能な観光国際基準」の内容とその実践について学びました。1日目、2日目はきらりうむ佐渡にて、グループディスカッションを含めた講義を受講しました。

 2日目の夕方と3日目のフィールドワークでは、地域でサステナブルな活動をされている方を訪問しました。

相川地区のまちづくりを行っている「相川車座」の根岸さん
竹林の整備や竹の利活用を行っているカルロス・エンヒケさん
地元の有志を集めて醤油づくりを行っている斎藤哲さん
地産地消やフードロスについての取組みを積極的に行っている旅館道遊の篠原さん

 それぞれの分野の持続可能性を真剣に考え、行動されている様子を見せていただいて、研修を始める前の「持続可能な観光とは?」「何から始めたら良いのだろう?」という疑問が少しずつ晴れていくような思いでした。

 研修3日間を終えて参加者からは、「SDG’sやGSTCについて分からないことが多かったが、参加することで理解が深まった。」「 GSTC の指標や考え方について知ることができた。参加した方とは今後一緒に取り組んでいく”仲間”として継続してつながっていきたい。」「研修を受けたことでサスティナブルな行動を意識するようになった。」など、前向きな意見がたくさん聞かれました。今後も観光地としてより持続可能性を高めていくために、今回学んだ考え方や基準に沿って事業を行っていくとともに、一緒に学んだ仲間たちと継続的に持続可能な観光について意見交換等を行っていきたいと思います。

グループディスカッションの成果発表
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