金井小学校、佐渡高校の職業講話に参加しました

　旅行事業部斎藤です。昨年から、少しずつ学校間と連携することが増え、授業に講師としてお招きいただくことが増えてきました。昨年、今年と2年間は、佐渡高等学校の職業講話に講師としてお招きいただき、特に力を入れて取り組んでいる子ども向けの体験や高校生向けのツアーなど、地域の人にスポットが当たるような体験づくりについて、お話をさせていただいています。

　そして今年は、7月に佐渡市立金井小学校の修学旅行をコーディネートさせていただいたことがご縁で、総合的な学習の時間「キャリア教育」講師の依頼をいただき、先月、6年生の総合的な学習の時間にゲストティーチャーとして登壇してきました。佐渡市立金井小学校は、9月から12月まで、10名を超えるゲストティーチャーを招請し、オンラインで保護者や別日の講師と繋ぎながらキャリア教育の授業を行っているというすごい学校！講師は、佐渡に住み様々な分野で活躍する方々です。

　私は2人目の講師として登壇し、修学旅行で造成した12の体験は、地域の人の、子どもたちを思う温かい気持ちの結晶だということ、また、私が佐渡の「人」にこだわり子どもたちを会わせる理由は、いずれ子どもたちが佐渡に帰ってきたときの居場所づくりは、大人である私たちが今できることであることなど、約1時間、お話させていただきました。

　子どもたちは、積極的に質問してくれ、また、授業が終わったあとも、列になって質問に来てくれました。『私の悩んでいた人との関係を教えてくれたことがためになりました。佐渡の魅力をあまり知らない私からしたらとてもためになる授業でした』『私は佐渡については全然興味がなかったけれど、今日の斎藤さんの話を聞いて、佐渡のことについてもっと興味を持っていこうと思いました』など、子どもたちからたくさんのメッセージをいただきました。

　また、先生から、『今回の修学旅行が、実は「佐渡を知るだけでなく、佐渡を支えている人たちの生き様を知るキャリア教育でもあったのか！」と感じてもらいたい。今日の授業に子どもたちの食いつきがよかったことに驚いているのです』メッセージが届きました。 これからも、私たちの活動を通して、この島の「人」という財産がどれほど大きいものか、その価値を子どもたちに伝えていけたらと思っています。